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初秋の京都大原散策 vol.1 [お出かけ《犬連れ京都》]

一週間も休んでしまい申し訳ありません┏○ペコ
にもかかわらず、たくさんのアクセスありがとうございました。

実家から戻るのが延びたのと、この度の欧州金融危機のドタバタで仕事の方で神経の休まる暇がなく、ここ数週間ずっと胃がキリキリする日々が続き、とうとうちょっと体の方に疲れが出てきてしまいました。ブログの方もしばらくは更新が不定期になるかと思いますが、どうかご容赦いただければと思います。

さて、先週の連休最終日に

きょうと~おおはらさん・ぜん・いん。。。♪♪♪
の大原へ気持ちのいい秋の午後、紅葉前の下見にとふらっと行ってきました(*^。^*)

http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-143566.html
(詳細ルート地図と高低差が確認できます。)
日時:2011/10/10(祝)
出発時刻/高度: 12:00 / 236m
到着時刻/高度: 16:45 / 235m
合計時間: 4時間45分
合計距離: 10.41km
最高点の標高: 397m
最低点の標高: 205m
累積標高(上り): 393m
累積標高(下り): 390m

駐車場:三千院近くの民間駐車場¥400
(三千院の駐車場はありませんが、民間駐車場はたくさんあります。)

京都市中から北へ約12km、高野川に沿って鯖街道と呼ばれた若狭街道をしばらく走ると、
やがて今もなおのどかな田園風景が広がる大原の里へ辿り着きます。
地理的には比叡山の北西山麓になり、京洛の貴族や比叡山の僧侶などが多く隠棲したことから、山間には幾つもの天台宗の寺院が残っているところです。

鯖街道R367沿いにあるファミリーマートを過ぎてすぐ右斜めに入り、しばらく行ったところにあった駐車場(¥400)に車を駐め、そこから歩いて三千院へ。

駐車場は結構たくさんあり、私たちが駐めた駐車場は¥400で、
次の駐車場からは¥500でちょっと得した気分でしたが、
参道に一番奥の一番近い駐車場も¥400でまだ空きもありちょっとがっかりw

400mほど歩くと「三千院門跡」と書かれた石碑のある参道入口に着きました。
IMG_5180.JPG
参道左手には小綺麗な和風カフェがそれぞれ主張し過ぎず品よく軒を連ねていて、
IMG_5183.JPG
なかなかイイカンジでした♪

三千院は、古くは梶井門跡と呼ばれていて、
明治になってから三千院と呼ばれるようになったそうです。

そして、山門に到着。
IMG_5188.JPG
こんな山里なのに結構な人出で、びっくり\(◎o◎)/!

と、私たちも記念写真をパチリ☆彡
4kZrW.jpg
この山門は、2003年に竣功されたものです。
ちなみに、なぜ「門」なのに「門跡」と書いてあるかご存知ですか?

ご存知の方も多いと思いますが、門跡(もんせき、もんぜき)は、皇族や貴族が出家して住職を務める寺院のことで、寺格の一つなんです。

このような門跡はたくさんあり、平等院や知恩院、醍醐寺三宝院なども門跡にあたります。
三千院は、元永元年(1118)堀川天皇第二皇子・最雲法親王が梶井宮に入室されて門跡寺院となったそうで、妙法院、青蓮院、曼殊院、毘沙門堂とともに天台宗五箇室門跡のひとつとして歴代の天台座主を輩出してきた数ある寺院の中でも大変格式の高い寺院なんです。
開祖は天台宗を開いた最澄上人です。

とまぁ、そんな格式の高い寺院にワンコが入れるわけなく・・・( ̄▼ ̄||)
トホホですが三千院は山門のみとなりました。

天台宗のお寺は、総本山の延暦寺は堂内以外はワンコ散歩OKなのに、
なぜか総じて全面犬禁が多いように感じます。というわけで、三千院近くの天台宗の寺院は、
残念ながらほぼ犬禁なんです('ェ`)

優美な苔生す三千院の境内のご紹介は、《お出かけ人間だけ大原編》でまたいつかということで・・・(´-∀-`;)

三千院には、山の西斜面に建てられていて、境内を挟んで流れる2つの川があります。
南側(参道入口)の川が呂川(ろせん)、北側の川が律川(りつせん)といい、
この2つの川の名は音楽の調子を合わせる「呂律(りょうりつ)」から名づけられているそうです。

その律川に架かる未明橋。
(ちなみに呂川に架かる橋は魚山橋と言います。)
IMG_5192.JPG
この橋を渡ると、後鳥羽天皇と順徳天皇の御陵がありました。
IMG_5196.JPG
後鳥羽上皇、順徳天皇と言えば、1221年の承久の乱ですね。
後鳥羽上皇は隠岐へ、順徳天皇は佐渡へ配流されたまま亡くなられたと記憶していましたが、
きちんと御陵があったんですね。

この日は、祝日だったので鉄扉が閉まっていて入ることができませんでした。
(平日ならば中へ入ることができるようです)
IMG_5198.JPG
この宮内庁の看板は天智天皇陵でも見ました(^_-)-☆
どこも御陵は同様の管理みたいですね。

この御陵を過ぎると大原問答で有名な勝林院がありました。
IMG_5202.JPG
長和2年(1013)に寂源上人が中興し、六時行道を修め、以来僧侶たちが仏法を論じる
研修道場として栄えたところだそうです。

整然とした印象のこげ茶色の葺きの屋根に、一際青く苔生す前庭は、かつて声明の音に揺るがされたことが嘘のように、今は殊更静かで優しい佇まいを見せていました。

というのも、拝観料の関係だと思うのですがw

ここ大原では、三千院(¥700)と寂光院(¥600)は必見。
宝泉院(茶菓付¥800)も結構な人気らしいので行ってみたい。
と、この3寺院で合計もう¥2100\(◎o◎)/!

後は、人気順に重文指定の仏像がある来迎院(¥400)、実光院(茶菓付¥600)、勝林院(¥300)なのだそうですが、特に勝林院は、写真のようにほとんど境内が見えるので、観光客の多くは「ここから見たら、もういいか」と、隣の宝泉院の方へ行ってしまうようです。

また、大原問答《1186年(文治2)顕真僧正(天台座主第61世)が叡山黒谷に籠っていた法然上人を招き、笠置寺の貞慶上人、東大寺の重源など当時の宗教界を代表する学僧たちとともに、浄土教について一問一答の論議をした。法然上人が阿弥陀の本願が来世の凡夫を救うことを論述したとき、本尊の手から光明を放ったことから、「証拠阿弥陀如来」と称し、本堂も「証拠堂」と呼ばれたという。 》が行われた本堂も、1736年(享保21)に「証拠阿弥陀仏如来」とともに焼失してしまい、1778年(安永7)に再建されたものなので、実際確かにうーんというところです(´-∀-`;)

で、勝林院を通り過ぎ、趣きのある小径をそぞろ行くと、
IMG_5204.JPG
大原三番人気寺院の宝泉院に辿り着きます。
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この宝泉院は、額縁に見立てた額縁庭園が有名で、その中に富士山をかたちどった樹齢500年の五葉松があり、赤い毛氈に座ってお抹茶とお菓子をいただきながら、ゆっくりそのお庭を眺められるそうです。《お出かけ人間だけ大原編》でも、ぜひともゆっくり訪れたいところです。
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まぁ、でも、今回はwithカレンちゃんなので、門前で記念写真だけ~^^

そのまま三千院方面には戻らずに、小川に沿って下り
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野辺を歩いていたら、こんなかわいらしいお地蔵さまが♡♡♡
なんとも“あぁ、大原~”って感じですよね~。
地元の皆さんが今も変わらず大事にされているんですね。
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見るだけでなんだかうれしくなってきてしまいました(*^。^*)
寂光院への野辺道には、秋桜畑がたくさんあり、
IMG_5222.JPG
まだほとんど咲いていませんでしたが、ところどころでちょっと早咲きちゃんたちが、
IMG_5221.JPG
可憐な姿を見せてくれていました~ヽ(^。^)ノ
秋桜の色って、ほんとなんてなんて“かれん”なんでしょうね~(ノ∀\*)キャ

                            (たぶん明日に続く(;^ω^))
                                (恋するカレン京都名所一覧表)

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