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梅雨の鹿苑寺《金閣寺》vol.2 [お出かけ《犬連れ京都》]

(梅雨の金閣寺《鹿苑寺》vol.1より)

夢見心地の鏡湖池からちょっと抜け出て、鹿苑寺の他の見所を順番に巡ってみましょうヽ(^。^)ノ

これは方丈の横にある「陸舟の松」です。
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樹齢600年と云われる五葉の松で、足利義満の愛した盆栽を地上の移し、
帆掛け舟の形に仕立てと伝えられています。

舎利殿の裏は、気持ちい木立の中の散策路になっています。
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動きが出てきたので、カレンちゃんも少し機嫌がよくなった・・・カナ(;^ω^)
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「銀河泉」
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今も岩の中から清水がしたたり落ちていて、義満がお茶の水に用いたと云われています。

そして、「龍門瀑(りゅうもんばく)」がこれです。
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鯉が滝を登ると龍になるという中国の故事「登竜門」に因んで、「鯉魚石(りぎょせき)」(水飛沫が掛かっている石)が置かれています。(天龍寺にも同じく龍門瀑があり鯉魚石が置かれていますよね。)

この滝の手前の木に、
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こんな綺麗な青いトンボがとまっていました\(◎o◎)/!
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調べてみると、たぶん「オオシオカラトンボ」ではないかと思います。

さて、カレンちゃんは何を見ているのでしょう?(* ̄m ̄)
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木立の先には、ちょっと不気味な感じの「安民沢(あんみんたく)」という大きな池がありました。
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池の真ん中にある島には、西園寺家の守り神といわれる「白蛇の塚」が建っています。
(ほんとに蛇がいっぱいいそうな感じ・・・ヒィー(>ω<ノ)ノい)

これを過ぎると、「夕佳亭(せっかてい)」があります。
江戸時代の茶道家・金森宗和が好んだ数寄屋造りの茶席で、夕日に映える金閣が殊に佳いということから「夕佳亭」と名付けられた茶席です。
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でも、なんでお茶室なのにお賽銭箱があるのかかなり不思議・・・(・・?
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正面の床柱が有名な「南天の床柱」で、その右にある三角の棚が「萩の違棚」、中央の古木が「鶯宿梅」なんだそうですが、現存のものは明治時代に再建されたものらしく、侘び寂びも何も、はっきり言って、私には何の趣きも感じられなかったです( ̄▼ ̄||)スミマセン・・・
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この裏手の感じはよかったですが・・・。

この先にお抹茶を頂けるお茶席がありました。
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緑と赤い毛氈ってほんと映えますね(*⌒ヮ⌒*)ゞ

最後、不動堂があり、ここには弘法大師が作られたと伝えられる石不動明王が祀られています。
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安土桃山時代のもので、鹿苑寺の中では一番古い建物なんだそうです。

鹿苑寺は、応仁の乱などにより舎利殿(金閣)のみを遺し全て焼失、その舎利殿も昭和25年7月25日未明、学僧の放火によって炎上焼失してしまい(三島由紀夫の「金閣寺」・水上勉の「五番町夕霧楼」で有名ですね)、現在の舎利殿は昭和30年10月復元再建されたもので、舎利殿は国宝ではないんだそうです(´・ω・`)

世界文化遺産だけど、国宝がないというのも、何だか不思議ですね(;^ω^)
(そうなんです、ちょっとびっくりですが、鹿苑寺には国宝は一つもないんです・・・)

それに・・・、
不動堂のすぐ横にこの不動堂より大きいかもと思われる大衆的なお土産物屋さんがあり、その前にたくさんの自動販売機が並んでいたのには、最後、ちょっと興ざめしてしまいました(´゚∀゚`;)

それならいっそ、同じく貴族の別荘だった平等院のように、ミュージアム化してしまった方がいいのに・・・と思った私です。平等院の鳳翔館は、ほんとに感動しましたし!

でも、やっぱり、鏡湖池に浮かぶ金閣の姿は本当に素晴らしく、
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誰の心にもある日本の一つの景色なんだと改めて思った次第です(*^^*)
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ビバ!舎利殿。
ビバ!金閣寺。
ビバ!京都。

またひとつ、カレンちゃんと素晴らしいお寺に参拝でき、幸せでした(*・ω・)*_ _))ペコリン

この後、ワンコと京都観光の後のおススメスポットの宝が池公園へ行きました(^O^)

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