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梅雨の宇治散策vol.1《平等院~宇治上神社~大吉山》 木陰度40% [お出かけ《犬連れ京都》]

今日は、梅雨の晴れ間をぬって、境内ワンコ散歩OKの世界遺産「宇治平等院」へ行ってきました(*^。^*)

平等院は、恥ずかしながら初めて行ったのですが、想像以上にすばらしく感動しました。
また、コンビニ探しで宇治川の対岸に渡り、たまたまその通り道に案内があった宇治上神社という神社も世界遺産だと知り、「へぇ~」と思ってついでに行ってみたこの宇治上神社(大吉山)がものすごくよく、最後少し雨に降られましたが、最高の宇治散策となりました\(^o^)/

http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-123186.html
(詳細ルード地図と高低差グラフが確認できます)
出発時刻/高度: 10:30 / 26m
到着時刻/高度: 15:30 / 26m
合計時間: 5時間0分
合計距離: 5.67km
最高点の標高: 108m
最低点の標高: 16m
累積標高(上り): 94m
累積標高(下り): 99m

駐車場:平等院駐車場(民間)¥700

10:30 平等院駐車場を出発。
10:35 平等院南門拝観受付から入園。拝観料は、鳳翔館の入場料込で¥600。鳳凰堂内部は別途¥300必要。

カレンちゃんの他に全くワンコは見当たらず、ほんとに大丈夫かな~(´゚∀゚`;)とかなりドキドキでしたが、入口の係の人がにこやかに、「鳳凰堂と鳳翔館はワンちゃんはダメなので、交互にお散歩させながら入ってくださいね~。」と、嫌がられる風は全くなく、「ほ~~~っ(~_~;)」。なんて大らかな世界遺産の平等院なんでしょう!

ビバ!平等院ヽ(^。^)ノ

map-tanbou.gif

カレンちゃん、初めての世界遺産へ、いざ~\(^o^)/
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ドキドキしながら、南門をくぐります。

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園内は、塵一つ落ちてないほど綺麗にしてあるので、ほんとにワンコOKでいいの~?と疑問に思えてくるほどです。

浄土院で、このようなすばらしいところ来させていただいことに御礼を言いました。
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浄土院は、浄土宗の栄久(えいく)上人が、明応年間(15世紀後半)に平等院修復のために開創した寺と伝えられています。

浄土院前の広場
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カレンちゃんは、駐車場のところでおちっことうんちは済ませてきましたが、ほんとに綺麗にしてあるので、粗相をしたりしないか心配になります(^_^;)

「カレンちゃん、この坂を降りると、鳳凰堂が見えるのかな~┣¨キ(*゚Д゚*)┣¨キ」
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と、その前に景勝院というところを見ました。
IMG_2836.JPG
天台宗の住庵だそうです。昔の邸宅といった感じでした。

景勝院の門を出ると、いきなり鳳凰堂が、見えてきました~(*^。^*) 
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南門から回ってくると、いきなり視界が開け鳳凰堂の優美な姿が目に入ってくるので、ここそこで「わぁ~」という歓声が上がっています。ほんとにちょっと感動的です♡

その進行方向に、藤棚がありました。
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樹齢約280年だそうです。これほど見事な藤棚を見たのは、私は初めてでした。
すご~いヽ(^。^)ノ

藤棚から観音堂へと回りました。
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右手奥の建物です。鎌倉時代初期のものだそうです。
(建物の写真を撮ったつもりが撮れてませんでした)

そして、藤棚から、いよいよ鳳凰堂の正面へ。
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藤の咲いた頃は、また素敵な眺めなんでしょうね~♡
是非とも、来年の藤の頃には来てみたいです。

ちなみに藤が咲いた頃(公式HPより)
P-1-480.jpg

ここでカレンちゃんと記念撮影♪
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こんなところを、カレンちゃんとゆっくり歩きながらお散歩できるなんて、ほんと素敵~♪

で、こちらが真正面の姿。(鳳凰堂は、なぜか「姿」と表現するのが似合いますね。)
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阿字池(※)にその姿が映って、・:*:・(*´∀`*)ウットリ・:*:・

※(あじのいけ)池の形を梵字の「阿」に見立てた命名で、密教的解釈による池の名称。

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どれどれ、同じでしょうか~?(^m^)

平等院は、平安末期、もともと風光明媚な貴族たちの別荘地であった宇治川の西岸にあった、左大臣源重信の別荘をその夫人から藤原道長が譲り受けて、その子頼通が永承7年(1052年)、仏寺に改め、平等院としたそうです。鳳凰堂は当時は阿弥陀堂と呼ばれていて、鳳凰堂という呼称は、江戸時代以降に呼ばれるようになったとか。

当時は非常に規模の大きな寺院だったそうですが、1336年に楠木正成によって建造物の大半が焼かれ、応仁の乱で更に衰退し、当時から残っているものは鳳凰堂と仏像、鎌倉時代に再建された観音堂だけみたいです。

平安時代最高の仏師定朝(じょうちょう)の確証ある唯一の作品。阿弥陀如来坐像。
IMG_2862.JPG
窓があり、お顔のところだけが対岸からでも拝顔できることにびっくり。
(実際は、望遠でないとよくは見えませんがw)

鳳翔館の解説ビデオで、平等院がなぜ普通のお寺のように南向きではなく、東向き建てられたのかということの説明で、阿弥陀如来の住する極楽浄土は西方にあると信じられていたことと、阿弥陀如来像の背面の壁は西日が差し込むように作られていて、夕方になると、その西日が後光のように見えるのだそうです。
(たぶんです。うる覚えですが・・・)
「なるほど~、そうだったんだ~。」と妙に感動し、建立当時はきっと、東向きなので、朝は、朝日が黄金の阿弥陀如来のお顔を照らし出し、眩いほどだったではと思いを馳せた次第です。

また、余談ですが、園内の綺麗さに比べ、やけに濁っているこの阿字池の水も、朝日と夕日に照らされると深く金色に輝く為に、わざと濁らせているのではないかと思ったりもしました。
(それほどかなり濁ってますw)

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約1000年前と同じく優美な姿で今もなお在るそのすばらしさにまたなんとも言えない感動がありました。

阿字池に映る鳳凰堂の姿は、また幽麗で美しく、当時の貴族はそこに阿弥陀如来を映して極楽浄土の姿を見ていたのかも知れませんね。
・:*:・(*´∀`*)ウットリ・:*:・

カレンちゃんと散歩しながら、私もゆっくりと極楽浄土に思いを馳せてみました。
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こんな贅沢な時間が持てるなんて、平等院の太っ腹に本当に感謝です。
(カレンちゃんを車の中に待たせていたり、抱っこしないとダメだと、こんなにゆっくりと拝観できるはずがありませんから)

ビバ!平等院ヽ(^。^)ノ

屋根の上の鳳凰。
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この屋根にある鳳凰は、模倣品で、本物(というか、銅は傷みが早いらしく、何回か付け替えらているのだそう)は鳳翔館にありました。
ちなみに、平等院の鳳凰は、左右雄雌の違いはないのだそうです。

カレンちゃんは何に思いを馳せているのでしょうw
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ちょうど睡蓮が咲いていました。
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睡蓮というとモネやギリシャ神話を連想し、どちらかというと西洋のイメージがある私ですが、
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調べてみると、やはり睡蓮は明治以降に日本に入ってきたものだそうです。
でもまた、蓮も連想させるので、お寺にあっても、全然違和感ないですね。

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パパが突然カエルちゃんを発見!
望遠で撮ると、妙に絵になったりしますねw

順路に従って左翼の方へ回ると、鳳凰堂の建物が間近で見られます。
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後で公式HPで知ったのですが、鳳凰堂の両翼への回廊は、意外にも「飾り」で人は通れないのだそうです。
エ━━━(;゚д゚)━━━・・ソ・ソウナノ・・・ガンジョウソウナノニ・・・

望遠で見ると、さらにその精巧でと技巧的な造りに感動を覚えます。
IMG_2901.JPG
それが、約1000年も前の人が作ったものだなんて・・・!
ましてや、今も建築物として悠々と存在していることに、さらに深く感動しました。
木ってほんとにすごい!!!!!

コンクリートの寿命はもって100年と言われていますから、人工のものはどれだけたかが知れているかということですよね。

その自然界にはなく、人間が創りだしたもので最も長い寿命のものが、人類を死に追いやるプルトニウムの約2万4000年というのは、何とも皮肉なものです。

お出かけ京都編も、福井のもんじゅに何かあれば、お出かけもくそもなくなります。
そんなことがないよう、祈ることしかできませんが祈るばかりです・゚・(。>д<。)・゚・!!

原子力なんて要らなくなるよう、みんなで節電、頑張りましょう!
私たちとカレンちゃんはまだ扇風機のみで頑張ってますよ~。
ガンバァ━━(`・д・´)ノ━━!!

                                   (vol.2へ続く)
                                (恋するカレン京都名所一覧表)

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